ハリルジャパンまた災難、ひょうで練習打ち切り…長友「マジ危ない」 - サッカー魂
ハリルジャパンまた災難、ひょうで練習打ち切り…長友「マジ危ない」
ハリルジャパンまた災難、ひょうで練習打ち切り…長友「マジ危ない」 11/14(火) 6:05配信 練習中にひょうが降り、屋内に避難する日本代表イレブン。このまま練習は打ち切りとなった(カメラ・竜田 卓) ◆国際親善試合 日本―ベルギー(15日、ベルギー・ブルージュ)
ハリル・ジャパンが2日連続でトラブルに見舞われた。日本代表は12日、ベルギー戦(14日)に向けてブルージュ近郊で調整したが強風と大雨に加え、ひょうにまで襲われて練習は約1時間で打ち切りとなり“消化不良”でベルギー入り後の初練習を終えた。11日には移動のバスが道のぬかるみにはまり立ち往生するアクシデントに遭ったばかり。FIFAランク5位の強豪ベルギーとの対戦を前に踏んだり蹴ったりだ。
【写真】ロシアW杯公式球で練習する長友
選手たちが逃げるように屋内へと消えていった。実戦形式の練習中、大粒の雨が突如、ひょうへと変わった。気温8度(体感温度3度)。直径5ミリを超える多量のひょうが勢いよく降り、地面や服に当たる音が聞こえるほど。さすがのバヒド・ハリルホジッチ監督(65)も、顔をしかめながら練習中止と即時撤収を指示せざるを得なかった。
代表がひょうで練習を打ち切る異例の事態。経験豊富なDF長友でさえ「めちゃめちゃ痛かった。マジで危なかった」。ベルギーリーグ所属のFW久保も「こんな天気は初めて。トラブルが多いですね」と困惑した様子だった。
この日は時間の経過と同時に荒天の予報でスタッフが、ハリル監督に練習開始を予定の午後5時30分から3時30分にするように提案。だが、ベルギー戦が現地午後8時45分開始のため指揮官は遅い時間の練習にこだわった。話し合いの末、妥協案として同4時30分から練習が始まった。
しかし、選手がピッチに現れると雲行きは怪しくなった。大雨と傘が飛ぶぐらいの強風が吹く。戦術練習に移ると、厚い雲に覆われたピッチが暗く、選手が見えやすいようにビブスを赤からピンクに替えたが焼け石に水。照明設備のある隣接の練習場に移動して再開約15分後、ひょうによりとどめを刺された。
10日のブラジル戦で実力差を見せつけられ1―3と完敗。翌11日にフランスからベルギーに移動するバスがぬかるみにはまり、立ち往生となるアクシデントがあったばかり。DF長友が「イライラしたら自分たちでメンタル面を崩すだけ」と語るが、チームにとっては“泣きっ面に蜂”だ。
ベルギーはFIFAランク5位の強豪。ブラジル戦同様に劣勢が予想されるが、雨あられのようにシュートを浴びても、試合は中止にはできない。約7か月後に迫ったW杯への試金石となる欧州遠征。最後は大きな手応えを手に晴れやかな表情で終えたい。
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