日本代表での定位置確保に“狼煙”を上げろ!車屋紳太郎、杉本健勇はアピールなるか… - サッカー魂
日本代表での定位置確保に“狼煙”を上げろ!車屋紳太郎、杉本健勇はアピールなるか…
日本代表での定位置確保に“狼煙”を上げろ!車屋紳太郎、杉本健勇はアピールなるか… 10/5(木) 17:09配信 ロシアへ向けたサバイバルが始まる(C)J.LEAGUE PHOTOS 日本代表はキリンチャレンジカップで、10月6日にニュージーランド代表と、10日にハイチ代表と対戦する。
今回のメンバー発表でヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、パチューカのFW本田圭佑や、フランクフルトMF長谷部誠、レスターFW岡崎慎司といった主力選手を招集せず。「あまりチャンスのない選手を試したい」と話すように、川崎フロンターレのDF車屋紳太郎や、浦和レッズのMF遠藤航などを招集している。
■探していた左利きSB
今回のメンバー選考で唯一初召集となった車屋は、代表での定位置確保に燃えているはずだ。代表の左サイドバックはインテルの長友佑都が不動の地位を確立しているが、世代交代という意味では25歳と脂が乗る車屋の台頭は、日本代表の底上げのためには不可欠なポイントとなる。
ハリルホジッチ監督は「私は左利きのサイドバックを探していた。サイドバックというのは攻撃でも守備でも大きな役割を担う。車屋の場合は両方できるが、どこまでできるか見たい」と評価する一方で、「代表に値しないと思えば、リストに載ることはない」と奮起を促している。
これまでのJリーグでのプレーを踏まえて、指揮官が「選ぶ内容に値する」と評価するほど、車屋の川崎Fでの存在感は突出している。無尽蔵のスタミナを武器に、攻撃時には精度の高いクロスやドリブル突破でチャンスを演出。攻撃だけではなく守備にも安定感が出てきた。
国際経験という意味では、長友に劣るものの、勢いは十二分にある。「目の前にそういうチャンスがあるので、そのチャンスをつかみたいなという思いはある」と意気込む車屋は、10月の2連戦で出場機会を得てアピールできるか。世界的にも左サイドバックの人材難は深刻だけに、ここで猛烈な印象を残せば、さらなるステップアップを望める可能性も大いにあるだろう。
■熾烈なボランチ争い
さらに、中盤には浦和レッズの遠藤航がメンバー入り。今回招集が見送られた長谷部の代役としての活躍が期待される。中盤のポジション争いは激化しており、特にボランチは長谷部やセレッソ大阪MF山口蛍の常連に。
そして、遠藤と同じリオ・オリンピック代表のガンバ大阪MF井手口陽介もオーストラリア戦の活躍で、その2人に割って入る形に。さらに、ヘーレンフェーンの小林祐希もボランチを務めることが可能。遠藤はこの熾烈なポジション争いに加わることになる。10月の2試合で見せ場を作ることができるか。中盤の定位置争いからも目が離せない。
■最前線での戦いは…
本田や岡崎を欠くFW陣では、比較的若いメンバーが揃った。1トップのファーストチョイスは大迫勇也となりそうだが、セレッソ大阪の杉本健勇にも期待したい。ロシアW杯最終予選のサウジアラビア戦で代表デビューを飾ったが、不発。2度目の招集で結果を残すべく、静かな闘志を燃やしているはずだ。
さらに、マインツFW武藤嘉紀も前回のW杯最終予選メンバーに名を連ねながら、ベンチ入りせず。「味わったことのない悔しさでした」と語る武藤は、ドイツに戻り、リーグ戦でここまで3ゴールを挙げるなどコンディションは良好。「チャンスを逃すわけにはいかない」と今回の2連戦でゴールを虎視眈々と狙っている。
日本代表は10月の2連戦を終えると、11月に欧州遠征が控えている。11月10日にFIFAランク2位のブラジルと、14日にFIFAランク5位のベルギーと対戦する。
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