「これを外したバカ」 伝説の男マラドーナが激白「W杯で印象に残る自身の5大プレー」 - サッカー魂
「これを外したバカ」 伝説の男マラドーナが激白「W杯で印象に残る自身の5大プレー」
「これを外したらバカ」 伝説の男マラドーナが激白「W杯で印象に残る自身の5大プレー」 11/1(水) 16:30配信
「W杯で印象に残る自身の5大プレー」伝説の男マラドーナが激白【写真:Getty Images】 82年スペイン大会ハンガリー戦でのW初ゴールをセレクト、その一方で愚行も… ディエゴ・マラドーナ氏と言えばセレステ・イ・ブランコ(水色と白)のユニフォームのナンバー10として、数々のスーパープレーを披露してきた。先日行われたFIFA(国際サッカー連盟)の表彰式「The Best」にも出席し、健在ぶりをアピール。そんなマラドーナ氏はFIFA公式サイトでワールドカップ(W杯)での自身の印象的な5つのプレーを回想。“ディエゴ節”を披露している。
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まず挙げたのは1982年スペイン大会、4-1で勝利したハンガリー戦での自身のW杯初ゴールだった。1-0リードで迎えた前半28分、後半12分と立て続けにゴールを挙げる活躍を見せたが、「ただボールがゴールに入ってほしかっただけだよ。俺たちはベルギーとの初戦を落としていたからね。U-20W杯(当時ワールドユース)で得点したことはあるが、W杯でゴールを決めたのとは比較にならない。ママが来てベッドで朝食を食べさせてくれるようなものだ。そしてキスをしてくれるような、純粋な幸福だ」と独特の表現をした。
同大会ではマラドーナ氏の“影の部分”も出た。それは2次リーグで対戦した宿敵ブラジル戦だ。味方がファールを受けた際、激高したマラドーナ氏は相手選手のバティスタを蹴り上げる愚行に出て一発レッド。試合はジーコらのゴールもあり、ブラジルに1-3で完敗した。当時を振り返るコメントも独特だ。
「数年後に俺はバティスタとも話したし、ファルカオともね。彼は言ったよ。『違うディエゴ、私たちが感じるなかでのサッカーであっただけだ』と。でも、もし俺が3ゴールを挙げて『ボールをこねくり回してたら、君らも怒るだろう?』と言ったんだ。でも……俺は間違えた選手を蹴ったね。信じられないけど」
アルゼンチン代表時のマラドーナ【写真:Getty Images】 神の手ゴールと5人抜きに言及 雪辱を期した4年後の86年メキシコ大会では、八面六臂の活躍で母国を二度目の優勝に導いた。その象徴的な試合となったのが準決勝のイングランド戦だ。いわゆる“神の手”と“5人抜き”による2得点で勝利に導いた。「こんなゴールを決めたことはそうそうなかった」というマラドーナ氏は、神の手ゴールについてらしい口調でこう話した。
「(相手GKの)シルトンが何をしたのか分かってないんだよ。幽霊かUFOが下りてきたのかどうかすらね。彼は俺のためにオープンな状況を作り、ゴールを導いてくれたんだ。彼の前を過ぎ去ったら、そうなったんだよ!」
マラドーナ伝説は1990年イタリア大会でも生まれた。まずは決勝トーナメント1回戦ブラジル戦だ。膠着した展開を打破したのは後半36分、マラドーナの絶妙なアシストだった。得意のドリブルでマーカー4人を引きつけると、利き足ではない右足でFWクラウディオ・カニージャに正確無比なスルーパスを通し、決勝点をお膳立てした。
「カニが点を決めた時、俺は神様、ママ、世界中全ての成人に感謝したよ」と話したマラドーナ氏は、「俺はブラジルを打ちのめしたようには感じず、アルゼンチンの代わりに上に行く資質があった、試合全体としては彼らのものだったが、俺たちは勝った。そういうところがフットボールが世界で最も美しいスポーツというわけだ」と、スコアで上回ったチームこそが強者だと誇った。 次ページは:サッカー大国撃破「ノックアウトしたのは俺」 前へ12次へ 1/2ページ
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